女性が高額を稼げるバイトとして一番に思いつくのが、パパ活とキャバクラですよね?
どちらも男性のお相手をするお仕事ですが、仕事内容や稼げる額には違いがあります。
パパ活とキャバクラではどのような違いがあるのか、内容やメリット・デメリットを知ってどちらが自分に向いているのか考えてもらえればと思います。
パパ活とキャバクラの違いは?

まずは、パパ活とキャバクラの基本的な違いからご紹介していきます。
どのような仕事内容でどうやって稼いでいくのかを見ていきましょう。
集客方法の違い
パパ活 | キャバクラ |
---|---|
アプリなどを利用して自分で見つける 交際クラブに登録して紹介してもらう | 店に来た新規客を相手にする |
パパ活の集客方法
パパ活は基本的に、パパ活アプリに登録し会員男性と連絡を取り合い顔合わせを入れていきます。
男性側からアプローチされることもありますし、自分から積極的に好みの男性を狙っていくことも可能です。
また、交際クラブに登録し男性からのオファーがかかるのを待つ方法もあります。
キャバクラの集客方法
新規のお客さんの集客は、基本的にお店がやってくれます。
出勤し、新規のお客さんにつかせてもらえれば、その男性がリピート客になって指名してくれる可能性がありますね。
連絡先を交換して、指名してもらえるように営業がスタートします。
キャバクラは自由指名制なので、お客さんが指名する女の子を替えるのは自由です。
ただ、お客さんに本指名のキャストがいる場合、他のキャストが営業をかけて取ってしまうのはトラブルに発展します。
仕事内容の違い

パパ活 | キャバクラ |
---|---|
条件に合わせたデート(食事など一般的なデート) | 店に来たお客さんを接客 同伴・アフター |
パパ活の仕事内容
パパ活は、事前に話し合った条件で食事やお茶など、一般的なカップルがしているようなデートをします。
一緒にお食事をしてお話を聞いたり、買い物や映画にお付き合いしたりとかなり自由度が高い内容になります。
男性側の希望に合わせたデート内容ならお手当は高くなりますが、もちろん自分がしたくないことを拒否することができます。
疑似恋愛に近いお付き合いなので、恋人同士のような大人の関係に発展する場合もあります。
仲良くなれば、ドライブや旅行などより親密なお付き合いをすることも可能です。
キャバクラの仕事内容

キャバクラは店内での接客がメインです。
お店に来てくれたお客さんの横に座り会話したり、お酒を作って盛り上げるなど接客をします。
自分もお酒をいただくのが基本ですが、飲めない場合はソフトドリンクでも対応できます。
ノルマがあるお店が一般的ですので、同伴をしたりアフターにお付き合いしたりと売り上げに繋がる努力が必要ですね。
ガールズバーやスナックのように、開店・閉店準備に携わることはありません。
お金の受け取り方の違い
パパ活 | キャバクラ |
---|---|
男性から直接お金を受け取る | 店側から月払いまたは日払いで支払われる |
パパ活でのお金の受け取り方
パパ活は、現金で前渡ししてもらうのが基本です。
定期契約や月極契約になると銀行振込になる場合もありますが、それ以外は現金でデートの当日に貰います。
信頼関係がない相手ですと、お金をもらえずに逃げられてしまう可能性もありますし、実際に女性を騙すことを目的とした男性も存在します。
貰えるお手当金額の交渉から受取まで、全て自分でしなければならないのがパパ活です。
キャバクラのお金の受け取り方
キャバクラではお客さんから直接お金を受け取るようなことはありません。
あるとすれば、アフターで足代を頂くくらいなものでしょう。
それ以外でパパ活のようにお店を通さずにお金を受け取ることは、裏引きとして禁止されています。
お給料は月払い、週払い、日払いに分かれますが、月払いを採用しているお店が多いようです。
また、現金で渡すケースが多いですが、振込に変更する店も最近では増えて来ています。
拘束時間・稼働時間の違い

パパ活 | キャバクラ |
---|---|
最短30分~1時間 デート内容によって異なる | 基本的に20時から深夜1時まで アフターは営業修了後1~2時間 |
パパ活の拘束時間と稼働時間
パパ活デートにかかる時間は、そのデート内容や男性によっても異なりますが、顔合わせは30分から1時間、お食事は2時間から3時間程度です。
仕事や学校がある日は顔合わせを1件、週末はアポイントを2,3件入れるなど、稼ぎたい額に合わせてパパ活するペースを変えることもできます。
お食事デートやお茶の場合、解散時間が終電を過ぎることはないでしょう。
お付き合いするパパによっては毎日用事もないのに連絡してくる方もいますので、お付き合いするパパの人数が多ければ会わない間のケア時間が増えてしまうことになります。
キャバクラの拘束時間と稼働時間
キャバクラだけで働くなら勤務時間は5~6時間程度、昼職がある場合は4時間前後で働いているキャストが多いです。
勤務時間は個人差もありますが、店内だけでの勤務だとそのくらいの時間になることが多いです。
同伴やアフターを入れると10時間以上働くキャストもいますし、勤務時間を決めていてもお店が暇な時は早上がりさせられるときもありますね。
キャバクラは二次会で利用するお客さんがメインのため、営業開始時間は19時から20時、閉店時間は深夜0時から1時が一般的です。
営業開始前にはヘアメイクを済ませる必要もあるため、割と長い拘束時間になります。
また、お店に来てもらうためにお客さんにLINEをしたり、勤務時間以外での営業も必要ですね。
必要な出費の違い
パパ活 | キャバクラ |
---|---|
洋服・美容など パパへのプレゼント 贈与税または所得税 | 衣装・ヘアメイク お客さんへのプレゼント お店からの天引き |
パパ活での出費
パパ活はデート費用は全て男性持ちで、女性が払うことはまずありません。
やはり容姿がいい女性が人気になるため、パパ活女子が見た目に気を使うことは必須ですね。
パパによっては服やバッグ、化粧品などをプレゼントしてくれる方もいますし、お手当とは別にエステ代などを出してくれる方もいますが、太パパが見つかるまではお手当の一部を使って自分で買うのが基本です。
1年間でもらったお金とプレゼントの合計が110万円を超える場合は贈与税がかかってきますし、パパと契約している場合は所得として扱われるケースが多いです。
キャバクラでの必要経費
キャバクラでの出費はお店によっても異なりますが、基本給から15~20%程度が天引きされます。
- 所得税(10%+復興税0.21%)
- ヘアメイク(1回500~1,500円)
- 送り(1回500~3,000円)
- 厚生費・雑費(1回500~1,000円)
- 衣装レンタル(1回500~2,000円)
キャバクラは高時給なのですが、天引き前の時給に成績に応じてプラスされるインセンティブも加わっていることが多く、お給料をもらったときにがっかりしてしまうことも。
ドレスは自分で用意するキャストも多く、少なくとも数着は必要ですね。
ただ、確定申告をする際にドレスやお客さんへのプレゼントなど、経費として計上できるものがあります。
始め方の違い

パパ活 | キャバクラ |
---|---|
パパ活アプリに登録 交際クラブは面接あり | お店選び・面接・体入 派遣に登録する |
パパ活の始め方
多くのパパ活女子は、シュガーダディやペイターズなど人気のパパ活専用アプリに登録するところから始めています。
スマホを使って簡単に始めることができるため、ハードルはかなり低くなっています。
プロフィールを作成し、男性からのアプローチを待ったり自分から気になる男性へ積極的にアプローチしていくだけでパパ活相手を探すことができます。
本気度が高い女性は、最初から交際クラブの面接を受けることもありますね。
交際クラブの場合は、男性からのオファー制になっていますので、登録した当日からオファーがある女性と登録したのに全くオファーが受けられない女性と差が出てしまいます。
キャバクラの始め方
キャバクラで働くには、まずはお店選び、面接を受けて体入と言う流れになるケースが多いです。
お店によって客層や時給、天引き額やインセンティブが変わります。
働いているキャストに直接聞くのが一番ですが、口コミを調べたり面接の際にしっかりと説明を受けること、体入で自分に合っているかどうか確認することは必要です。
また、特定のお店に在籍せずに派遣へ登録する方法もあります。
働きたい日を登録すれば、派遣会社が仕事を紹介してくれるシステムになっていますので、ナイトワークで単発で稼ぎたい女性は利用価値があります。
安全度の違い
パパ活 | キャバクラ |
---|---|
全て自己責任 | 基本的に店内 |
パパ活の安全度
パパ活は、男性選びからデート、お手当の受け取りまで全て自分でやる必要があります。
特にSNSでパパ活募集をしてしまうと、お金のない男性や冷やかしにあたってしまう確率が高いです。
お店に守られているわけではないので、リスクはあると言うことは覚えておきましょう。
キャバクラの安全度
お店に在籍していることで、店内での危険はある程度防止できます。
お客さんの中には一定数、アフターでキャストを潰してお持ち帰りすることを目的とした男性はいます。
売り上げのために飲み過ぎたり、昼夜逆転の生活で無理をして体を壊してしまうこともあるでしょう。
パパ活とキャバクラ時給と稼げる額の違い

気になるのは、パパ活とキャバクラではどちらが多く稼げるか?ですよね。
パパ活は時給制ではないですし、パパがいなければお手当はもらえませんが、デートの内容に合わせた大体の時給を出してみましたので比較してみてください。
パパ活とキャバクラの時給・月収を比較
相場と拘束時間 | 時給換算 | |
---|---|---|
顔合わせ | 5,000円~1万円(30分~1時間) | 時給5,000円~20,000円 |
お茶・食事 | 1万円~3万円(2時間~3時間) | 時給3,300円~15,000円 |
大人の関係なしデート | 1万円~5万円(2時間~3時間) | 時給3,300円~25,000円 |
大人の関係ありデート | 3万円~10万円(2時間~3時間) | 時給10,000円~50,000円 |
旅行デート | 5万円~10万円(24時間) | 時給2,000円~4,000円 |
まずはパパ活の時給からですが、パパ活を始めたばかりの女性でも顔合わせを入れることで高額なお手当を手に入れることができるのがわかりますよね?
ただし、これにも条件が合ってもちろんパパ活できる男性が見つからなければ稼ぐことができません。
一方、キャバクラの時給相場は2,000円~5,000円となっています。
この金額の差は、経験の差によるものが大きいです。
キャバクラでの時給は、本指名数と売上によって変わりますのでお客さんを持っていて最初から売り上げを上げることができる子なら、時給3000円以上でスタートすることは可能です。
また、地域によっても時給は変わってきますね。
都内でも銀座・六本木・歌舞伎町など繁華街にある集客できるお店だと、初心者でも時給3000円以上で始められるケースもあります。
パパ活とキャバクラの月収の違い
パパ活女子の平均月収は15万円と言われています。
昼職がありのんびりパパ活をしている女性だと、10万円前後になることが多いです。
キャバクラの場合アルバイトで勤務するなら、売上のインセンティブが付かずに時給2,000円前後で働くケースが多いです。
天引きを含め1日8000円程度稼げたとして、週3でバイトを入れると大体10万円程度になりますね。
売れっ子になればどちらも稼げるが
本気でパパ活をしている女性や、太パパを捕まえたパパ活女子だと、家賃やプレゼントは別に月に100万円を超えるお手当をもらっているケースもあります。
また、大人の関係を視野に入れてお付き合いする場合は、稼げる額も大きくなります。
キャバ嬢は副業ではなくキャバ一本でやっていく場合なら、平均月収は80万~300万と高収入を得られる女性が多いようです。
スキルや在籍するお店で時給や月収が異なるため、平均時給や月収は参考までになりますが、稼げる夢を持てる職種と言っていいでしょう。
パパ活とキャバクラではどちらが楽?負担の違い

パパ活もキャバクラも女性が高収入を得る可能性がある働き方ですが、その内容から負担に感じられることも少なくありません。
どちらが楽かは、向き不向きによって異なりますので一概には言えませんので、仕事内容から自分に合っている方を選んでもらえればと思います。
自由度が高いのはパパ活
自分の空いている時間に短時間で稼げるのがパパ活です。
お付き合いしている男性に合わせる必要もありますが、今日会える男性を探したり、稼げる日にアポを沢山入れるなど自由度はかなり高いですね。
パパ探しからお金の回収まで全部ひとりですることは、ある意味楽と感じることもあるでしょう。
負担に感じるとすれば、相性の良くないパパと無理やりお付き合いしていたり、自分の意に反すること、例えば体の関係を求められた時などですね。
また、彼氏がいる場合はパパ活していることに引け目を感じてしまうこともあるでしょう。
時給制で収入の目途が立ちやすいのはキャバクラ
体入すれば1日にどのくらい稼げるのか、はっきりわかるのがキャバクラですね。
早上がりがあったとしても、大体の収入が把握できるのは楽だと思います。
負担がある部分は、やはりノルマが大きいですね。
セクハラする客をNGにできない、キャスト同士の揉め事やいじめがある、飲めないのにお酒を強要されるなどは、ノルマがない場合でも負担はかかります。
パパ活とキャバクラのメリット・デメリットの共通点と相違点

最後に、パパ活とキャバクラのメリット・デメリットをご紹介しておきます。
男性を相手にしたお仕事ですので、両者に共通する点も多いです。
比較しながら、どちらを選ぶか検討してみてください。
パパ活とキャバクラのメリット
- 頑張れば高収入を得られる
- ハイスペック男性と知り合える
- コミュニケーション能力がつく
- 美意識が高くなる
- 高価なプレゼントがもらえる
パパ活 | キャバクラ |
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時間の自由度が高い お手当や条件は自分で決められる お付き合いする男性を選べる 豪華なデート代は全て男性負担 | 時給制で働ける 収入の目途が立ちやすい お店に守られている |
パパ活とキャバクラに共通するメリットは、高収入が得られる可能性がある働き方と言うことでしたね。
選ぶ男性や店舗によって、ハイスペックな男性と知り合えるチャンスが高くなります。
男性とお話するお仕事なので、コミュニケーション能力や知識は身に付くでしょう。
また、見た目が重視されるため、美容に気を使って美しくなることもできますね。
パパ活のメリット
パパ活のメリットとしては、キャバクラよりも働き方が自由であること、お付き合いする男性を選び条件に合わせた内容でデートできることがあげられます。
富裕層男性とのお付き合いがメインになりますので、普段できないような豪華な体験や高級レストランでのお食事をすることができます。
キャバクラのメリット
キャバクラは働いた時間に応じて、お給料がもらえるため安定した収入が得られるのがメリットです。
お店に守られている安心感もあり、深夜に終わる仕事ですが送りもあるため夜道の心配をする必要はありません。
パパ活とキャバクラのデメリット

- 金銭感覚にズレができる
- 世間的にあまり認められていない
- 向いていないと精神的負担が大きい
- 長く続けられる仕事ではない
- 男性がストーカーになることがある
パパ活 | キャバクラ |
---|---|
パパができるまで収入が安定しない 危険な男性に会う可能性 体の関係を求められる 拘束時間が長いと割に合わない | 昼夜逆転の生活になる 女同士のいざこざがある ノルマで追い込まれる お酒を飲まないといけないこともある |
一方、共通するデメリットは男性と関わるお仕事ならではのマイナス面があります。
ナイトワークは割と世間からの風当たりが少なくなってきましたが、パパ活もキャバもまだまだ自慢できるような仕事ではありませんね。
親や彼氏に知られてしまうと、反対されるケースが多いでしょう。
嫌な男性とパパ活したり、客として扱う必要がある場合は、精神的な負担も大きくなります。
高収入の仕事である一方、若い時に大金を得てしまうことで金銭感覚の狂いが出てしまうこともあります。
長く続けられる仕事ではないので、切りがいいところでシフトチェンジしなければ金銭感覚のズレで苦しむことになるでしょう。
パパ活のデメリット
パパ活ならではのデメリットは、パパができるまで収入が安定しないことです。
大人の関係に発展させたいと考える男性も増えていますので、あしらえるだけの魅力や能力があればベストです。
時給で考えると、キャバクラよりも高時給なパパ活でも、拘束時間が長ければその分時給は少なくなりますね。
キャバクラのデメリット
キャバクラで働くと昼夜逆転の生活になってしまうこと、お酒を飲む必要があるため体への負担も考える必要があります。
お店によってはキャスト同士のいざこざが絶えない、いじめがあるなど環境的に厳しいケースもあります。
高収入を得たいなら、ノルマをきっちりこなし客を呼び、売り上げを増やす必要が出てくるため、精神的に追い込まれてしまうこともあるでしょう。
女性が多い職場である、みんながライバルであることがプレッシャーになる人はやめておいた方がいいと思います。
まとめ
パパ活とキャバクラの違いをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
女性が高収入を得られる仕事として注目されるパパ活とキャバクラには、共通する点も多かったですね。
メリットやデメリットの違いから、どちらが自分に向いているのかしっかり判断して、選んでもらえればと思います。
キャバ嬢としてパパ活をしたいなら、お店の中ではなくパパ活アプリを使ってパパを見つけた方がいいです。
まずは、パパ活アプリ選び、お店選びが重要ですので、当サイトを参考にしてみてくださいね。
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